ヨツblog

日々の出来事を書いています。

古い床が新品に! ウッドタイル貼りました。

今回は私の仕事、内装仕上げ工事でウッドタイル貼りを行いましたので、紹介していきたいと思います。

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ウッドタイルをご存知ない方もいらっしゃると思いますので簡単にご説明します。

ウッドタイル(フロアタイル)とは、フローリングや大理石などをリアルに再現した塩ビ系の床材です。フローリングやベニヤ板、平らなコンクリートなどの上に糊で貼り付けることができます。厚みが2.5mm〜3mmぐらいと薄く、カッターなどで裁断できるので施工性が非常に良いです。

材料の裏に滑り止めが付いていて、糊貼りしなくても良いものなども出ているので、既存の床の上に置くだけで、お手軽に部屋の雰囲気を変えることができます。材料の価格は、物によっても変わりますが、6畳のサイズでおよそ15000円〜30000円ぐらい。フローリング貼り替えに比べたらとても安く済みます。カッターで裁断できるので、材料をネットやホームセンターで購入して、自分で貼ってみるのも面白いかもしれませんね。

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それでは今回私が行った工事を紹介していきたいと思います。

ワンルームのアパートの床貼り替えをしました。この部屋はもともとフローリングだったのですが、経年劣化によってフローリングがベコベコと沈むようになっていました。なので12mm厚のラーチ合板をフローリングの上から貼って、その上にウッドタイルを貼るという工程で施工しました。

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ラーチ合板を貼ったあとに板のつなぎ目をアースシールという材料で平らにしました。アースシールとは、床の凹凸を平らにするために使用する材料です。

ウッドタイルを貼るためにまず貼りわけを決めます。部屋の端っこに入るウッドタイルが左右均等で、なおかつ小さいものが入らないのが理想です。

貼りわけを決めたら墨をだいたい部屋の半分くらいで真っ直ぐにだして、糊を塗ります。

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使用した糊はこちらです。

f:id:nYoshi:20210926231643j:imageルビロンエコプラス。初期接着が良くウッドタイルが、ズレたりしずらいです。

糊を床に塗って、少し糊を乾かします。トロトロの糊をベトベトになるまで待つ。といった感じですね。オープンタイムと言うのですが、この時間がかなり重要です。糊がトロトロの状態で貼り出すと、ウッドタイルの隙間から糊がはみ出してしまったり、ウッドタイルがズレてしまったりします。軽く触っても指に糊が付かないぐらいになったら貼り出します。

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先程の真ん中の墨から貼っていきます。縦の目地の位置はランダムで貼っていきます。フローリングの縦目地があまり近くならないように貼ると、綺麗に仕上がります。壁際のウッドタイルは裁断します。カッターで切り込みを入れて、切り込みを折り曲げるとパキッっと折れます。

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半分貼り終わったら残りの半分にも糊を塗って、同じように貼って行きます。

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完成です。

このぐらいの部屋を貼る作業ならば、2〜3時間ぐらいで完成します。

慣れないと、時間がかかったり壁際に隙間ができてしまったり、難しいと感じたりするかもしれませんが、好きな人には楽しい作業だと思います。DIYとして自宅などでやるならば、まずは糊を塗らないタイプをおすすめします。糊を塗らなければ、やり直しもできますし、隙間ができたり、汚れてしまったりしても1枚だけ貼り替える、ということもできます。

今後も同じような工事の記事やコツなどを、上げていくので是非見に来てください。

最後に今回使用した商品を紹介します。

リリカラのLYタイルです。品番はLYT-83631


 

 

リリカラ、聞いたことない。という方もいらっしゃると思いますが、内装仕上げ材を製作している会社としてはかなり有名です。他の有名どころですと、サンゲツや東りなどでしょうか。

ご購入の際には参考にしてください。